2018.03.30
海からしか見られない自然美と優雅に泳ぐ魚たちに癒されるひと時――。
三浦の海を気軽に楽しむなら水中観光船「にじいろさかな号」がおすすめです。
三崎港を出発後、ダイビングスポットとしても有名な宮川湾で海中遊覧をしたり、海鳥を戯れたり…。人気のクルーズをご紹介します。
三崎港に到着して、まずはうらりマルシェ1階事務所でチケットを購入。
この可愛らしい黄色の船が、水中観光船「にじいろさかな号」です。
これから海の散歩へ出発。今日は絶好のクルーズ日和なので、どんな景色が見られるのかドキドキ、ワクワク!
早速乗り込みます。
出港まもなく岸壁に停泊するまぐろ漁船が見えてきました。海から見るととても大きくてびっくり!
運が良いと、冷凍まぐろをクレーンで水揚げする様子も見られるんだって。
進行方向右手に見えるのは城ヶ島。
詩人の北原白秋が大正初期、三崎に逗留したことから「城ヶ島の雨」の一節が刻まれた石碑と、白秋に関する多くの資料を展示する記念館があります。
気がつけば船の外にはカモメやトンビがたくさん!
船内では海鳥のエサが売られていて、私も勇気を出して挑戦してみました。
急降下して一瞬でパクっ!!海へ投げると空中で華麗にキャッチ!!
まるでおねだりするように目の前まで飛んでくるので、迫力満点。
ちょっと怖かったけれど楽しかった!
遠くに見えていた橋が徐々に近づいてきました。
にじいろさかな号の見どころの1つ、“城ヶ島大橋くぐり”です。これぞ船に乗らなければ見られない絶景。
港を出て約10分、宮川湾の観賞スポットに到着しました。
階段を下りると船の底はガラス張りの展望室になっていて、ガイドさんの解説を聞きながら海中が見られます。
おっ!みるみるうちに魚が寄ってきた!あの可愛い魚、何ていう名前かな?
甲板では魚たちにエサやりもできます。これは貴重な体験。
青い空、青い海。潮風を浴びながらのクルージングは気分爽快!
今日は遠くに房総半島も見えました。
城ヶ島の安房埼灯台と、大きなクレーンがそびえる造船所。
しばし時間を忘れて眺めを堪能。
あっという間の船旅を終えて帰港。
名残惜しいけれどガイドさんの話だと、夕暮れ時はまた違った表情が見られるそう。
また今度、来て見てみよう!